1年半ぶりにラブライブに帰ってきた話と虹学のススメ
あけましておめでとうございます。べむたんです。
いやー、まさか自分でもこうなるとは思ってなかった。またこのコンテンツにハマるとは。
このpostで語りたいのは、ラブライブ!シリーズです。
今回はアニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(以下アニガサキ)」がきっかけとなってラブライブにまたハマった話をしたいと思います。
それとアニガサキのここ好き!ポイントについて簡略にお話しします。
ネタバレは極力少なめに。
同様のpostは多いし恐らくn番煎じだとは思いますがお付き合いください。
前提知識
ラブライブ!(主役グループ:μ's)
2013年1月 TVアニメ1期放送
2014年4月 TVアニメ2期放送
2015年6月 劇場版公開
ラブライブ!サンシャイン!!(主役グループ:Aqours)
2016年7月 TVアニメ1期放送
2017年10月 TVアニメ2期放送
2019年1月 劇場版公開
アニガサキ(虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会)
2020年10月 TVアニメ放送
ラブライブにハマってから1度離れるまで
私とラブライブ!シリーズの出会いは2015年頭だったと思います。
友人に「面白いアニメがある」と勧められて無印1,2期を視聴したのが全ての始まりです。
私は普段あまりアニメを見ないし「どうせ萌えアニメw」的な感じで期待せず見始めました。
ですが、魅力的なキャラクター、楽曲群、エモーショナルな演出などに惹かれて完全にどハマりしてしまいました。
特に私が気に入ったのは勢いのあるストーリー展開です。整合性を多少無視してでも力強く夢に向かって進んでいくストーリーは、理屈を上回る""青春パワー""を感じさせて痛快さまでありました。
μ'sのお気に入りメンバーは、アニメ視聴直後はえりちになりそうでしたが紆余曲折を経て真姫ちゃんになりました。
それからはスクフェス*1もやりこみましたし、劇場版が公開されたら公開初日に見に行ってその後も2桁回数近く劇場で観劇しました。
関東住まいなこともあり、秋葉原など聖地にも足繁く通いました。
しかし幸せな日は長くは続かず2015年秋頃?次のライブでμ'sはライブ活動と新譜発売を当面しなくなることが発表されました。
そのμ's Final LOVE LIVE(2016年)には全ての応募チャンスで応募するも全部外し、結局LVで鑑賞しました。これが人生初のオタクライブだったりします。
その後はμ'sロスの時期もありながらもAqoursには自然とハマり、サンシャイン!!アニメ1,2期はリアルタイムで視聴しました。Aqoursの1stライブはLVで鑑賞し、2ndの埼玉公演は念願の現地参戦、3rdや4thも現地参戦しました。
2019年1月のサンシャイン!!劇場版もμ'sのものと同様に映画館で複数回見ました。
沼津にも何度か聖地巡礼しました。
Aqoursのお気に入りメンバーは果南ちゃんです。1期9話の「ハグしよ?」のシーンや2期6話の「チカ、ありがとう」のシーンは涙なしでは語れません。
で、1度離れた理由ですが、ライブの雰囲気が肌に合わなくなってきていたのが最大の理由です。
折角のライブですから演者のパフォーマンスを見たいのですが、Aqoursのナンバリングライブのような映像が多い演出は個人的にはテンポが悪く感じられました。
また、厄介コール論争に辟易としてたのもあります。個人的にはもう少し自由に動ける現場の方が気楽でした。
あとは他のコンテンツにお熱だったのもあります(後述)。
2019年以降新しい情報は積極的に摂取しないまでも、コンテンツ自体が嫌いになった訳ではありませんでした。
ラ○ティス祭りやバンナムフェスなど対バンで見かけたときは見ていました。
2020年1月のラブライブフェスも「懐かしのμ'sと再会するために」LVで鑑賞しました。
ラブライブとの再会
少し話が変わります。
先ほど「他のコンテンツにお熱だった」と書きましたが、この期間「アイカツ!」シリーズにお熱でした。
アイカツ!との出会いはラブライブより前でしたが、本格的にハマったのは2017年頃でした。
アイカツスターズ!というシリーズで早乙女あこ役だった村上奈津実さんという方がいて、この方の個人イベントなども時々行ってました。
そしてこの方がラブライブの新コンテンツのキャラを演じてると知りました。その新コンテンツは毎月キャラの人気投票を行っていて、ラブライブから離れてた時期も村上さんを応援する目的でそのキャラに投票していました。
この新コンテンツにはかつてプレイしていたスクフェスのオリジナルキャラからも3人ほど選出されており、ノスタルジーを感じたりはしていました(?)
とはいえきちんと追っていたわけではなく、アプリ「スクスタ」*2もダウンロードするだけでプレイはしていませんでした。
そしてこの新コンテンツが2020年10月にアニメ化されると聞き、軽い気持ちで見始めたのですが、これが沼でした。
そう、このアニメこそがアニガサキなのです。
アニガサキのここ好きポイント
①今までのシリーズを踏襲しつつも破壊への試みも見られるところ
まず構造から
今までのシリーズは「μ's」「Aqours」のようなアイドルグループについてのお話しでした。彼女たちは学校の命運を賭け、スクールアイドルとして輝きました。
それに対してアニガサキに限らず虹ヶ咲学園ではスクールアイドル同好会に所属するアイドルたちは全員"仲間でライバル"のソロアイドルたちなのです。
そのためかなりお話の構成は変わってきています。
サンシャイン!!は2作目なこともあり、1作目の流れを踏襲しつつも自分たちの輝きを模索する話でした。メンバー集め→グループとして大きくなることが話の主眼だったと思います。
μ'sやAqoursのメンバーは全員が全員ハナからスクールアイドルになりたかった訳ではなく、リーダーに巻き込まれてなったメンバーも少なからずいました。
今回はソロアイドルであり、全員がバラバラの方向性でスクールアイドルとして輝きたいと思い同好会に入っています(原則)。
こうした作品を作れるのは3作目ということで視聴者のなかでスクールアイドルという概念が根付いたという信用からなのだと思います。その上で話の重点が主に個人個人に向けられる点が大きく異なるでしょう。
②綿密なストーリー(当社比)
今までのシリーズは前述の通り「整合性を多少無視してでも勢いで進んでいく」ストーリーでした。吹雪の中全校生徒で雪かきしてステージまで走ったり留学を勢いで阻止したり。
今回はひとりひとりの心情を今までのシリーズより丁寧に描写しています(勿論今までのシリーズも感情表現は全体の流れよりは丁寧でしたが)。
それは1-9話を「1話完結の連作」の形で作ったことも大きいと思います。
9人のスクールアイドルの問題に1話ずつ焦点を当てていく。そして以降では同好会全体とスクールアイドルという大きな話と、主人公・高咲侑とその幼馴染・上原歩夢の関係性の話になります。
こうしたところが今までのシリーズとは趣が異なり、私の周りでもAqoursのライブに一緒に行ったような仲間より、別界隈の人の方がアニガサキにのめり込んでる印象があります。
③小説のような情景描写と小ネタ演出
よくTwitterのTLで「小説を読んでるよう」と言われていたように、アニガサキは情景描写でキャラの感情を描いているシーンが多かったです。
天気のような分かりやすいものから道路標識、身につけているもの…etc
こういう細かい描写も見落とすことが出来ず、放送後にはよく同志と通話して見つけた描写を発表しあったりしていました。
それだけ複数回の鑑賞にも耐える作品だと思います。
それ以外にも今までの虹ヶ咲学園関連の連載や漫画の小ネタも細かく入れられてるそうです。追いつかねば…。
アニガサキ視聴後
毎週土曜日張り付いてリアルタイムで視聴しました。
最終回はそれまでの話の点と点が繋がったような集大成で、放送を見ながら声を上げて泣いてしまいました。
そして、いても経っても居られなくなり、にじよん*3やスクスタのストーリーなどを掘り返して読んでます。
スクスタの1stシーズンも読了しました。メディアミックス作品特有のアニメとは設定が微妙に違う彼女らと、大好きなμ'sやAqoursのみんなが交わるパラレルワールドって感じで楽しんで、時に涙して読破しました。
ちなみにμ's・Aqoursのお気に入りは前述の通りですが、虹ヶ咲学園では愛さんです。
2ndシーズンは心の踏ん切りがついたら読もうと思います…*4。
2019年当時とはライブに対する価値観も変わったので、機会があればニジガクのワンマンも行きたいな。
ともかく、ラブライブから目が離せない日々がまたかえってきた。そんな気持ちの2021年です。