宇宙怪獣のひとりごと

イベント・映像作品の感想など

(ネタバレあり)「アイカツ!10th STORY ~未来へのSTARWAY〜」感想

こんにちは。べむたんです。

今回は備忘録がてら、アイカツ!10th STORY ~未来へのSTARWAY〜」の感想を書いていこうかと思います。

ちょっと文字数の多いふせったー感覚で述べていくので何卒…

 

ではいきます。

 

(以下ネタバレ)

 

公開数日は都合で見に行けなかったものの、それまでに見たTLの紳士淑女の皆様が感情になっていたようすを拝見していました。胸を高まらせながら劇場に向かいました。

 

入場特典はいちごちゃん。なんのシーンかはわかりませんでした。

 

まず出だし、「アイカツ!」のロゴを背景にいちごちゃんが出てきただけで感動。OP→タイトルコール→カレンダーガールの流れはあくまでTVシリーズの延長なことを示唆したものか。

 

最初のコスモスの2人の会話はTVシリーズ2年目後半の展開を思い出すもの。大空→星宮は確定的明らかだったものの、今回星宮→大空の語りが聞けたのはよかった。

 

先行配信でOP曲「MY STARWAY」は拝聴して石濱節に惹かれていたものの、いざアニメと歌詞を見ながら聴くとさらなる胸の高まりが。それぞれの「はじまりの日々」はTVシリーズを思い出して感涙。

 

今回のテーマは卒業と次の道へと進むこと。

こういう仲良しの人たちが離れ離れになりつつも心はひとつだよっていう話、その結論に至るまでの苦悩、個人的には大好きなのでアイカツ!でそんな話が見られたのは幸せ。

そしていちごちゃん達の成長物語がTVシリーズ終了から6年経った今見られる幸せ。噛み締めています。

 

あおいちゃんの決断、おとめちゃんのリアクション、TVシリーズ1年目終盤と対比になっていましたね。それぞれ学生としても社会人としてもその頃より遥かに成長してるんだと実感。

 

設定上18歳の彼女たちが「大人になる」って繰り返していましたが、それよりだいぶ上な私は大人になれてるのかなあ。こどおじじゃないかなあ。なんて場外で頭抱えていたり。

 

閑話休題

「星空のフロア」今回の映画がコスモスをフィーチャーしたものと聞いて、この曲がCGステージ化したらいいなあと思ってたらやってくれましたね。イントロで声出そうになりました。

フォトカツ is ALIVE

 

あとやっぱりマスカレードが好き。どうやっても学園長と星宮ママの会話はエモくなっちゃう。

学園長のバスローブ?はなんか笑いそうになったけど。

どうでもいいけどあの世代を星宮世代って言ってるのね。松坂世代みたい。

 

おそらく来春の映画が本編、今回は予告編みたいな導入なのかな? 展開的にはステージ沢山な映画になりそう?

これからもアイカツ!から目が離せない。アイカツ生まれアイカツ育ちなので。

1年半ぶりにラブライブに帰ってきた話と虹学のススメ

あけましておめでとうございます。べむたんです。

いやー、まさか自分でもこうなるとは思ってなかった。またこのコンテンツにハマるとは。

このpostで語りたいのは、ラブライブ!シリーズです。

今回はアニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(以下アニガサキ)」がきっかけとなってラブライブにまたハマった話をしたいと思います。

それとアニガサキのここ好き!ポイントについて簡略にお話しします。

ネタバレは極力少なめに。

同様のpostは多いし恐らくn番煎じだとは思いますがお付き合いください。

 

 

 

前提知識

ラブライブ!(主役グループ:μ's)

2013年1月 TVアニメ1期放送

2014年4月 TVアニメ2期放送

2015年6月 劇場版公開

 

ラブライブ!サンシャイン!!(主役グループ:Aqours)

2016年7月 TVアニメ1期放送

2017年10月 TVアニメ2期放送

2019年1月 劇場版公開

 

アニガサキ(虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会)

2020年10月 TVアニメ放送

 

 

ラブライブにハマってから1度離れるまで

私とラブライブ!シリーズの出会いは2015年頭だったと思います。

友人に「面白いアニメがある」と勧められて無印1,2期を視聴したのが全ての始まりです。

私は普段あまりアニメを見ないし「どうせ萌えアニメw」的な感じで期待せず見始めました。

ですが、魅力的なキャラクター、楽曲群、エモーショナルな演出などに惹かれて完全にどハマりしてしまいました。

特に私が気に入ったのは勢いのあるストーリー展開です。整合性を多少無視してでも力強く夢に向かって進んでいくストーリーは、理屈を上回る""青春パワー""を感じさせて痛快さまでありました。

μ'sのお気に入りメンバーは、アニメ視聴直後はえりちになりそうでしたが紆余曲折を経て真姫ちゃんになりました。

 

それからはスクフェス*1もやりこみましたし、劇場版が公開されたら公開初日に見に行ってその後も2桁回数近く劇場で観劇しました。

関東住まいなこともあり、秋葉原など聖地にも足繁く通いました。

しかし幸せな日は長くは続かず2015年秋頃?次のライブでμ'sはライブ活動と新譜発売を当面しなくなることが発表されました。

そのμ's Final LOVE LIVE(2016年)には全ての応募チャンスで応募するも全部外し、結局LVで鑑賞しました。これが人生初のオタクライブだったりします。

 

その後はμ'sロスの時期もありながらもAqoursには自然とハマり、サンシャイン!!アニメ1,2期はリアルタイムで視聴しました。Aqoursの1stライブはLVで鑑賞し、2ndの埼玉公演は念願の現地参戦、3rdや4thも現地参戦しました。

2019年1月のサンシャイン!!劇場版もμ'sのものと同様に映画館で複数回見ました。

沼津にも何度か聖地巡礼しました。

Aqoursのお気に入りメンバーは果南ちゃんです。1期9話の「ハグしよ?」のシーンや2期6話の「チカ、ありがとう」のシーンは涙なしでは語れません。

 

で、1度離れた理由ですが、ライブの雰囲気が肌に合わなくなってきていたのが最大の理由です。

折角のライブですから演者のパフォーマンスを見たいのですが、Aqoursのナンバリングライブのような映像が多い演出は個人的にはテンポが悪く感じられました。

また、厄介コール論争に辟易としてたのもあります。個人的にはもう少し自由に動ける現場の方が気楽でした。

あとは他のコンテンツにお熱だったのもあります(後述)。

 

2019年以降新しい情報は積極的に摂取しないまでも、コンテンツ自体が嫌いになった訳ではありませんでした。

ラ○ティス祭りやバンナムフェスなど対バンで見かけたときは見ていました。

2020年1月のラブライブフェスも「懐かしのμ'sと再会するために」LVで鑑賞しました。

 

 

ラブライブとの再会

少し話が変わります。

先ほど「他のコンテンツにお熱だった」と書きましたが、この期間「アイカツ!」シリーズにお熱でした。

アイカツ!との出会いはラブライブより前でしたが、本格的にハマったのは2017年頃でした。

アイカツスターズ!というシリーズで早乙女あこ役だった村上奈津実さんという方がいて、この方の個人イベントなども時々行ってました。

そしてこの方がラブライブの新コンテンツのキャラを演じてると知りました。その新コンテンツは毎月キャラの人気投票を行っていて、ラブライブから離れてた時期も村上さんを応援する目的でそのキャラに投票していました。

この新コンテンツにはかつてプレイしていたスクフェスのオリジナルキャラからも3人ほど選出されており、ノスタルジーを感じたりはしていました(?)

とはいえきちんと追っていたわけではなく、アプリ「スクスタ」*2もダウンロードするだけでプレイはしていませんでした。

 

そしてこの新コンテンツが2020年10月にアニメ化されると聞き、軽い気持ちで見始めたのですが、これが沼でした。

 

そう、このアニメこそがアニガサキなのです。

 

 

アニガサキのここ好きポイント

①今までのシリーズを踏襲しつつも破壊への試みも見られるところ

まず構造から

今までのシリーズは「μ's」「Aqours」のようなアイドルグループについてのお話しでした。彼女たちは学校の命運を賭け、スクールアイドルとして輝きました。

それに対してアニガサキに限らず虹ヶ咲学園ではスクールアイドル同好会に所属するアイドルたちは全員"仲間でライバル"のソロアイドルたちなのです。

そのためかなりお話の構成は変わってきています。

サンシャイン!!は2作目なこともあり、1作目の流れを踏襲しつつも自分たちの輝きを模索する話でした。メンバー集め→グループとして大きくなることが話の主眼だったと思います。

μ'sやAqoursのメンバーは全員が全員ハナからスクールアイドルになりたかった訳ではなく、リーダーに巻き込まれてなったメンバーも少なからずいました。

今回はソロアイドルであり、全員がバラバラの方向性でスクールアイドルとして輝きたいと思い同好会に入っています(原則)。

こうした作品を作れるのは3作目ということで視聴者のなかでスクールアイドルという概念が根付いたという信用からなのだと思います。その上で話の重点が主に個人個人に向けられる点が大きく異なるでしょう。

 

②綿密なストーリー(当社比)

今までのシリーズは前述の通り「整合性を多少無視してでも勢いで進んでいく」ストーリーでした。吹雪の中全校生徒で雪かきしてステージまで走ったり留学を勢いで阻止したり。

今回はひとりひとりの心情を今までのシリーズより丁寧に描写しています(勿論今までのシリーズも感情表現は全体の流れよりは丁寧でしたが)。

それは1-9話を「1話完結の連作」の形で作ったことも大きいと思います。

9人のスクールアイドルの問題に1話ずつ焦点を当てていく。そして以降では同好会全体とスクールアイドルという大きな話と、主人公・高咲侑とその幼馴染・上原歩夢の関係性の話になります。

こうしたところが今までのシリーズとは趣が異なり、私の周りでもAqoursのライブに一緒に行ったような仲間より、別界隈の人の方がアニガサキにのめり込んでる印象があります。

 

③小説のような情景描写と小ネタ演出

よくTwitterのTLで「小説を読んでるよう」と言われていたように、アニガサキは情景描写でキャラの感情を描いているシーンが多かったです。

天気のような分かりやすいものから道路標識、身につけているもの…etc

こういう細かい描写も見落とすことが出来ず、放送後にはよく同志と通話して見つけた描写を発表しあったりしていました。

それだけ複数回の鑑賞にも耐える作品だと思います。

それ以外にも今までの虹ヶ咲学園関連の連載や漫画の小ネタも細かく入れられてるそうです。追いつかねば…。

 

 

アニガサキ視聴後

毎週土曜日張り付いてリアルタイムで視聴しました。

最終回はそれまでの話の点と点が繋がったような集大成で、放送を見ながら声を上げて泣いてしまいました。

そして、いても経っても居られなくなり、にじよん*3やスクスタのストーリーなどを掘り返して読んでます。

スクスタの1stシーズンも読了しました。メディアミックス作品特有のアニメとは設定が微妙に違う彼女らと、大好きなμ'sやAqoursのみんなが交わるパラレルワールドって感じで楽しんで、時に涙して読破しました。

ちなみにμ's・Aqoursのお気に入りは前述の通りですが、虹ヶ咲学園では愛さんです。

2ndシーズンは心の踏ん切りがついたら読もうと思います…*4

2019年当時とはライブに対する価値観も変わったので、機会があればニジガクのワンマンも行きたいな。

 

 

ともかく、ラブライブから目が離せない日々がまたかえってきた。そんな気持ちの2021年です。

 

 

 

*1:ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルスマートフォン向けリズムゲーム

*2:ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STARS」スマートフォン向けゲーム。先述のスクフェスとは別物

*3:公式4コマ。YouTube公式やスクスタHPで見られます。

*4:愛さん関連で評判がアレだし

日向坂ライト層から見た魅力

こんにちは。べむたんです。

 

台風が来たり天候が不安定な中、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 

曇り空の下、晴れやかな気持ちになりたいそこのあなた。太陽のようなアイドルを紹介しましょう。日向坂46です。

 

 

日向坂46は、前身をけやき坂46(欅坂46とは別グループ、以下「ひらがなけやき」)とするアイドルグループです。

家業で欅坂46・1期生への参加が遅れた「長濱ねる」の仲間として、2016年5月8日に12名で発足しました。

そこから長濱ねるの脱退(欅坂46への専念)、2期生加入などを経て、2019年3月27日、日向坂46として単独デビューを果たしました。

 

現在、1期生9名、2期生9名、3期生4名の計22名で活動しております。

 

 

日向坂46の魅力としては、やはりその積極的な姿勢でしょう。

それが1番伺えるのはテレビ東京系で放送中の「日向坂で会いましょう」です。

天下の秋元康プロデュースグループですが、必死に爪痕を残そうという雑草魂(?)を感じざるを得ません。

それもそのはず、ひらがなけやきという「欅坂46とセット」みたいな扱いをしばらく受けてきた彼女たち、花開くための積極性は尋常ではありません。

そして司会のオードリーが良い。メンバーによって接し方を変えて、彼女たちひとりひとりが輝けるようにセッティングしながらもバラエティ番組として面白く成立させてしまいます。

そう、バラエティ番組として面白いので、アイドル好きでなくてもついつい見てしまうのです。

筆者も、知り合いに勧められて視聴し、その面白さに驚いたものです*1

 

(何故か)キン肉マンについてメンバーが学んだり、ぶりっ子王(?)を決めたり、運動会企画をやったり、アイドルものとしてのツボを抑えつつもニッチな企画をやったりするのがミソでしょう。

その一方でCDリリースの度に「ヒット祈願」と題してハードな企画(東京~三島の駅伝、ドラゴンボート、一発録りMV etc)にチャレンジし、その真剣さに視聴者は釘付けになるのです。

 

そして、冠番組で学んだバラエティに基本を基に、外番組へ羽ばたいていくのです。

 

 

バラエティだけでなく幅広い活躍をしています。

ドラマ「DASADA」。メンバー全員が演技に体当たりした企画で、高校生たちがファッションブランドを立ちあげるというドラマです。

また、ファッションをテーマにした企画なので、リアルで(ドラマ外で)ファッションショー企画が行われたりしています。

 

このように、バラエティ能力が高い者、歌が上手い者、演技が上手な者、スタイルとファッションに自信がある者と各個人が輝ける場が用意されており、そのそれぞれにおいて活躍をみせているのです。

 

 

ちなみに、筆者の気になっている*2メンバーは富田鈴花ちゃん。

(リンク画像左)

バラエティに積極的で、歌も上手くギターも弾ける、わりと器用な女の子です。

だけど、バラエティでも本人が意図した所とは違うところがウケたり(褒めてる)、色々思い悩んで涙したりするところを応援したくなるのです。

冠番組の過去回で、手を挙げても当てられなくて涙していた事に、彼女のファイティングスピリットを感じますね。

(あとは「HINABINGO」で見せた私物ベースがL'Arc〜en〜Ciel tetsu(現tetsuya)モデルっぽかったのもデカい)

 

 

とかく、魅力的なメンバーが揃った日向坂46。

そんな彼女たちの日向坂46としての1st album「ひなたざか」は9/23(水)発売だそう。

是非チェックしてみてください。

 

*1:最も緊急事態宣言明け以降、放送時間(テレビ東京日曜25:35〜)が厳しくてリアタイ視聴は叶っていないけれど…。

*2:推しって言葉を使うのが怖い

バーチャル国内旅行(年始仙台編)

こんにちは。べむたんです。

 

いやー、旅行したいですね。したくない?

昨今の閉鎖的な世の中、旅行へのハードルは上がっていくばかり。

世知辛いのう…。

でも新規の旅行ができないなら過去の旅行を振り返ればいいじゃないか!

 

というわけで突然ですが今年1月に行った仙台日帰り弾丸旅行の振り返りをしていきます(雑な導入)。

 

 

前日夜〜当日朝

前日夜は関東圏で某ライブビューイングをオタクと鑑賞していたため、出発は東京発の深夜高速バス。

人生初の高速バスでしたが、隣が空いてた割にほとんど寝られずライブビューイングの疲れをそのまま引きずってのスタートとなりました。

 

AM06:00頃、仙台到着

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冬なのでまだ暗いです。

そして朝市を目指して中央卸売市場に向かいますが、日曜だったので定休日。弾丸旅行特有の下調べの少なさが露呈しました。

というわけで駅構内Date Cafe O'rderでお茶漬けを頂きました。おいしい。

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その後ネカフェでシャワーなど身支度を整え、市街地を散歩します。よくよく考えるとここで仮眠すべきだった。

 

仙台市内を一周する観光バスの1日乗車券を買い、歓楽街・国分町へ。

仙台出身の知人曰く、デパートだけでなく飲み屋やその他諸々夜に輝く街らしい。

あまり散策できなかったのは残念。次回に回す。

 

 

昼〜夜

そして昼ごはん。ラーメン二郎仙台店へ。

開店凸でしたが、少し並びました。やっぱり二郎人気は凄い。

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量は多かったけどさらっと食べられました。とてもおいしかった。

 

午後は市内周回バスを使って市内観光。

主に神社を中心に巡りました。

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そしてずんだシェイク初体験。

味が全く予想出来ず、正直そこまで期待せず飲んでいました。

しかし、バニラフレーバーの中にほんのり枝豆の優しい風味が漂い、とっても自分好みのものでした。また飲みたいなあ。

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そしてオタクと合流し、この日のメインイベント。

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そう、実はこの弾丸旅行、アイカツ!ツアーのための遠征でした。

ライブ本編は最高でしたよ。

オタクとのおしくらまんじゅうに興じながら(?)、藤城氏のスノープリンセスコーデを間近で見たり。せなりえPOPCORN DREAMING♪を見たり。かと思えば落ち着いてリス子さんのMoonlight Destinyが演じられれば、赤べこのようにうなずき続けることしか出来なくなってました。

 

閑話休題

そしてライブ終了後、翌日は朝から予定があったので急いで新幹線へ駆け込みました。

缶のお酒を口にした瞬間寝落ちして、体力的にはかなり無理をしていたことをやっと気付きました。

 

 

いやー、楽しかったですねえ。観光もライブも。

今年はこんな感じで色んな所に行こうと思ってた矢先のこの騒ぎ。大変恨めしい限りです。

早く騒動が落ち着いて、気兼ねなく国内旅行ができる世の中に戻ることを心から願っております。

 

そうしたら今回食べ損ねた本場の牛タンを食べよ。

愛のかたちについて 〜劇場版セーラームーン2作品感想

こんにちは。火星にかわって折檻されたい、べむたんです。

 

2020/4/24~7/23の期間、セーラームーン初期3作品がYouTubeセーラームーン公式から無料配信されていました。

私はこの緊急事態宣言におけるStay Home期間+αを利用して視聴しました。

 

セーラームーンは世代直撃ではありませんが、青春を謳歌しながら運命に翻弄されて闘う女の子たちの尊さ、儚さに惹き付けられました。

 

そしてAmazon Prime Videoに劇場版セーラームーンR、劇場版セーラームーンSがあることを知り、視聴しました。

 

そのふたつが大変にハラショーだったので、大雑把にネタバレを回避しつつ感想を述べたいと思います。

 

 

劇場版セーラームーンR

1993年公開

監督 幾原邦彦
脚本 富田祐弘

 

ハラショーです。

TV版美少女戦士セーラームーン(以下「無印」)とTV版美少女戦士セーラームーンR(以下「R」)のエッセンスを60分に詰め込んでいる。

ジェットコースターに乗ってるような気分になる映画です。

 

主人公月野うさぎの恋人、地場衛と「約束がある」と言って現れた謎の青年。

それから少し経ち現れた人を操る植物の出現。

そこから宇宙規模の戦いに

―――というプロット。

 

大まかなストーリーの流れは無印終盤の踏襲、「孤独と共生」というテーマはR序盤(魔界樹編*1 )の踏襲だと思われます。

 

しかし、今回その2つと決定的に違うのは「ちびうさ」の存在。

未来からやってきた少女です。

そしてその中の人は、先述の無印終盤でセーラームーン役の代役をしていた方なんです。

その声に励まされてうさぎは戦いに向かっていくのです。

 

メタ的視点にはなりますが、その声があったことで無印終盤のような悲劇的展開にはならないで済んだような気がしています。

(というか無印終盤がトラウマ展開過ぎるんじゃあ)

 

そして、本作の最終版の展開は涙不可避です。

月野うさぎが主人公たる理由ここにあり、という感じ。

R以降で強調されたうさぎの母性を感じつつ、無印終盤の展開を絡めていて、本編視聴済なら感情が大きくなること間違いなしです。

 

ただ、キャラ紹介もきちんとあるし、終盤の演出が秀逸なため、初心者でも楽しめると思います。

布教にもピッタリです。

劇場版アイカツ!アイカツ!布教用に使うのと同じ理屈です

 

欠点は60分で盛りだくさんだから一部展開が早いくらい?

傑作です。

 

 

 

劇場版セーラームーンS

1994年公開

監督 芝田浩樹
脚本 富田祐弘

 

戦いの規模が地球規模なのは先程の劇場版Rと同様だけど、前作は地球規模の愛・孤独に寄り添うことがメインだったのに対し、本作は1人を愛することがテーマ。

ラブストーリーとして傑作になってます。

 

今回メインに据えられたのはうさぎのナビゲーター猫、ルナ。

ルナの淡い初恋(相手は人間)と、その初恋相手を利用する巨悪との戦いが描かれています。

 

ルナは人語を理解し、話すことができます。

だけど恋い慕う相手の前ではただの猫。

人語を話すわけにはいきません。

 

そしてその彼にはやや拗れた関係のガールフレンドが。

思いを打ち明けて砕けるわけにもいかない。

 

そのジレンマをうさぎに伝えて涙するシーンは、こちらも涙なしでは見られません。

 

そしてその戦いの中でセーラームーンが聖杯により起こす奇跡は、あまりにも淡く、切なく、儚いです。

(端的に言うと、「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」の"例のシーン"に似た雰囲気があるかも)

 

このシーンは、ルナが「自分が彼と結ばれること」よりも「彼が幸せで健やかになること」を心から願ったために生まれたシーンです。

真の恋慕ですね。切ない。

 

そしてもう1匹のナビゲーター猫、アルテミス(♂)が本当にいい味出してる。

R以降のアルテミスは主役回での女社会で頑張ってる感が本当に愛おしい。報われてほしい。

 

TV版Sの頃になると、うさぎも主人公として成長を遂げており、ナビゲーター猫であったルナの影は薄くなってた感が否めません*2

その中でルナにスポットライトを当ててくれたことが嬉しいし、ずっと「仕事人間(猫?)」だったルナの、彼女らしい恋愛観が本当に良いです。

傑作です。

 

 

 

まとめ

うさぎの母性としての愛を描いた劇場版Rと、ルナの1人を想い慕う愛を描いた劇場版S。

かたちは違えど、相手を想い、相手の利益のために行動する姿は共通しているのかもしれません。

 

以上、こんな世の中だからこそ見て欲しい2作品でした。

*1:アニメオリジナル

*2:地場衛も新キャラの煽りで影が薄くなり続けてるけど、最近Twitterで登場シーン(サンタさんの中から登場)がバズってました

初参戦!天空アイドルのライブ

 

 

こんにちは、べむたんです。久々の更新になりましたね。

 

去る8/30(金)に神宮球場で行われた、乃木坂46「真夏の全国ツアー 2019」に参加してきました。

 

もともと坂道グループの深夜番組をよく見ていて気になっていたところで、友人に誘われて参加することが出来ました。

 

バンド系・アニメ系のライブでならドーム、スタジアム級のものに行ったことはありましたが、アイドルでは初めての経験でした。

 

その結果、ライブハウスで行われるアイドルライブと、巨大スタジアムで行われるアイドルライブの違いを克明に感じました。

 

 

 

今回乃木坂46のライブに参加するにあたって、懸念事項はふたつありました。

①演者が遠くて熱気が伝わらないのではないか

②所謂「沸き曲*1」が少ないのではないか

 

ひとつずつみていきましょう

 

①については、たしかにライブハウスほどの距離の近さはなく、音響もそれほどの迫力はありませんでした。

しかし、やはり観客の多さによる熱気の高さ、そしてそれを湧き起こす圧倒的パフォーマンスにただただ脱帽するばかりでした。

そして距離感の遠さというデメリットも、複数ステージ用意したり、トロッコを回すことで解決を図っていました。

筆者は1階スタンド席だったのですが、トロッコに乗った梅澤美波さんは確実に私に手を振っていました*2

 

②について。たしかにコールは「俺の○○」「超絶かわいい○○」とほとんど汎用コールしかありません。

しかし、それでも十分盛り上がれることを再確認しました。これが大所帯アイドル+35,000人の観客が為せる業でしょう。

また、ステージ演出や映像演出の選択肢もライブハウスより多いのは球場の強みでしょう。ただ歌とダンスを魅せるだけの場でなく、「球場全体をフル活用したエンターテインメント空間」といった感じでした。

 

このようにライブハウスの良さとは全く違う球場ライブの良さ、またライブパフォーマンスの強さを感じました。

 

 

 

 

これらとは別に、グループの魅力も再確認しました。

各メンバーのやりたいことをやるコーナー。演劇をやったり、ドラマ仕立てにしたり、ダンスコーナーをしたり、小道具芸や楽器演奏をしたり。

大所帯だからこそいろんな個性を持った子が集まっている訳で、それぞれの特技を活かしたパフォーマンスをできる。ここにこのグループの強さを感じました。

 

そんな没個性ではない少女達がひとつになって踊り歌う。その血のにじむような努力を我々は感じ、その一体感に高揚を覚えるのです。

 

 

 

今回このライブに参加して、新しい世界を知り、乃木坂46の魅力がより解った気がします。

またライブにも参加したいですし、いずれ握手会も行ってみたいと思います。

 

最後に、チケットを当ててくれた友人に感謝します。

 

 

やっぱ乃木坂だなー!!!

*1:ここではコールなどが乱れ飛ぶBPM高めの曲

*2:黙れ

日本ダービーに行ってきた

 

去る5月26日、令和最初の日本ダービー(東京優駿)を観戦しました。

 

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日本ダービーはその年の3歳馬の頂点を決めるレース。馬産界も競馬ファンも大注目の1戦です。

 

この日はMi☆nAと星咲花那さんの合同リリイベを立川のららぽーとで観てから、モノレール→南武線と乗り継ぎ東京競馬場

 

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ものすごい人だかり。この日は5月とは思えない真夏日。それでもこれだけ集まるのは競馬人気は衰えてない証左でしょう。

 

抜けた人気は皐月賞サートゥルナーリア。そして続いて皐月賞で彼とデッドヒートを演じたヴェロックス、ダノンキングリーでした。この3頭が3強として人気を集めました。

 

わたしは牛タン串(写真撮り忘れた)を片手に予想を始めました。

 

やはりわたしも3強が抜けているという判断から、この3強の三連単BOXを買いました。

 

しかしそれだけでは面白くありません。

3強のうち1頭から穴馬3頭に流すワイドも買いました。

 

わたしが3強の中で高評価をつけたのはダノンキングリー。

ここまで底を見せたことはなく、昨年度のワグネリアンをはじめ日本ダービー馬を多数輩出してきたディープインパクト産駒であること、さらに前残りの馬場で前目に付けられそうであること、という観点から選びました。

 

そして大歓声の中スタートは切られました。

断然の1番人気サートゥルナーリアは出負け。そして騎乗停止の横山典弘騎手から息子の武史騎手に乗り変わったリオンリオンが大逃げを打ちます。

1000m通過タイムは57.8秒。高速馬場とはいえ異常なタイムです。

 

そして直線を向くとリオンリオンは沈みますが、2番手の馬は一向に沈む気配がありません。

戸崎騎手とダノンキングリーは懸命に追いますが、クビ差で並んだ所がゴール地点。

勝った馬を見るとヴェロックスでもサートゥルナーリアでもありません。東京競馬場は「?」の嵐。白い帽子。馬番号1。

そう、東京芝2400mの覇者となったのは単勝93.1倍、12番人気の伏兵、ロジャーバローズでした。鞍上の浜中騎手、生産牧場、オーナーともに初ダービー制覇だったそうです。

場内は温かい歓声に包まれました。

 

ん?馬番号1番???

 

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買ってました。内枠のディープ産駒で前目に付けられたレースは好走していることから買いました。いやまさか1着とは思ってはなかったけど…。

 

そして交通費程度の儲けを出したところで、アドレナリンが切れて疲れがドッと出てきて、その場で眠ってしまったのでした。

目覚めたのは目黒記念出走直前だった、というのは別の話。

シャケトラの死と競走馬の命

 

 

今日の昼頃、衝撃的なニュースが報道されました。

 

競走馬シャケトラ号の安楽死処分です。

 

 

第1指骨の開放骨折及び種子骨の複雑骨折を発症したとのことでした。

1週後に控えた天皇賞(春)に出走登録されており、上位人気が見込まれていました。

 

デビューは遅れて3歳の6月。新馬*1はもう終わった時期です。これには勝ち、その後も条件戦を調子良く勝ち抜き、4歳3月のGIIレース日経賞に勝利します。

そしてこの年(2017年)GIレースに多数挑戦しますが、馬券になることはありませんでした。

リベンジを誓った2018年、シャケトラは骨折してしまい、1年間を棒に振ります。

しかしそこから回復。2019年AJCC阪神大賞典とふたつのGIIレースに連勝し、これからGIタイトルをとるぞ!という矢先の悲劇でした。

 

まさに「これから」の馬だっただけに、悲しいことこの上ありません。

 

 

 

なんで骨折で安楽死させなくてはならないのか

 

馬についてあまり詳しくない方は「どうして骨折ごときで安楽死させなきゃいけないの?」とお思いになるかもしれません。

 

サラブレッドは500kg前後の巨体を細い4本の脚で支えています。

そのため、そのうち1本が重度な骨折あるいは脱臼をすると、残り3本の脚へ大変な負担が起こってしまいます。

すると蹄葉炎などのより重い病気を発生させて、より残酷な最期を迎えてしまうことになってしまうのです。

 

もちろん治療させようとした事例もありますし、上手くいった事例もないわけではない*2  ですが、稀な上に費用に対して成功率はとても低いです。

 

有名なのは70年代のスターホーステンポイントの最期でしょう。

 

骨折の程度は折れた骨(第3中足骨)が皮膚から突き出す(開放骨折)という重度のもので、日本中央競馬会の獣医師は安楽死を勧めたが、高田が了承するのを1日保留している間に同会にはテンポイントの助命を嘆願する電話が数千件寄せられ、電話回線がパンクする寸前になった[51]。これを受けて同会は成功の確率を数%と認識しつつテンポイントの手術を行うことを決定した[52][51]。

 

(中略)

 

手術は一応成功したと思われ、2月12日に医師団は「もう命は大丈夫。生きる見通しが強くなった」と発言した[56]。

 

(中略)

 

2月13日に患部が腐敗して骨が露出しているのが確認され、同月下旬には右後脚に蹄葉炎を発症して鼻血を出すようになるなど症状は悪化の一途をたどった。3月3日には事実上治療が断念され、医師団はそれまで行われていた馬体を吊り上げて脚に体重がかからないようにする措置を中止し、テンポイントを横たわらせた[58]。

3月5日午前8時40分、テンポイント蹄葉炎により死亡した。安楽死は最後まで行われず、自然死であった。骨折前に500kg近くあった馬体重は死亡時には400kg[59]とも350kg[60]とも300kgを切る[61]とも推測されるまでに減少し、馬主の高田が大きな犬と思うほどに痩せ衰えた[62]。

 

(フリー百科事典 Wikipediaより *3 )

 

以上のように残酷な最期を辿ることになってしまわぬよう、安楽死という形を取らざるを得ないわけです。

 

 

わたしたちにできること

 

完全に怪我を避けることはできません。悲しい死を遂げてしまった競走馬たちの生き様に敬意を示し、その存在を語り継いでいくことで、生きた痕跡を残していくことしかできないでしょう。

 

一方で、怪我以外の理由でもいのちを失ってしまう競走馬がいます。

レースで勝ち抜くことが出来なかった馬の中には行方知らずになってしまう馬もたくさんいるのです。

そこで、こうした馬を保護しようという試みがなされています。

ハッピーライフプロジェクト*4もそのひとつです。

この試みでは引退馬のフォスターペアレントを募集したり、人と馬との触れ合いを促進したりしています。

こうした活動を知り、できる範囲で協力することもいのちを守ることに繋がるのではないでしょうか。

 

 

長くなりましたが、シャケトラ号のご冥福をお祈りするとともに、少しでも多くの馬が幸せにいのちを全うできることを祈っております。

『光れ!輝け!かがやきのジュエルフェス』所感

 

 

春めく陽気の中、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 

2019年4月13日(土)に行われた、BEST FRIENDS!の単独イベント『光れ!輝け!かがやきのジュエルフェス』を1部・2部ともに観覧しました。

 

BEST FRIENDS!とはTVアニメ「アイカツフレンズ!」から派生して生まれた声優ユニットで、本アニメに登場するアイドル達の声優たちで構成されています。

 

わたしが彼女達のパフォーマンスを観覧したのは昨年11月のラクーア以来。そんな彼女達の変化を見るのを楽しみにしていました。

 

以下簡単に本イベントの感想を綴って行きたいと思います。

 

 

本番前

9:30頃、ラゾーナ川崎に到着したわたし

 

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会場の後ろ側では延々とデータカードダス最新版の映像が流れ続けていました

 

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簡単に場所取りをして、リハーサルの「プライド」に沸いたり、事前注意のときに出てきたぺんねの足の遅さにほっこりしたりしながら第1部開始の11:30を待っていました。

 

禁止事項の「飲酒をしながらの観覧禁止」で紳士淑女のあいだで変な笑いがこぼれていたのは別の話。

 

 

第1部

第1部は、ステージ近くで観覧しました。とは言っても有料イベントなら「見切れ席」的な感じで売られそうな位置取りでしたが。

 

いつもの登場曲もかがやきのジュエル編になり少しチェンジ、手拍子とともにメンバーが登場します。

 

衣装は白百合姉妹以外プレミアムドレス。それぞれの個性が出ていて、きらびやかでした。

百合姉妹はフレンズドレスでしたが、あの陶山さんと桑原さんの身長差と色合いの対称性が好きなのであれはあれでヨシ。

ここで美山加恋さん(蝶乃舞花役)の美しさにビビる。

 

1曲目は新OPの「ひとりじゃない」。あいね・みお・舞花・エマによるパフォーマンスでした。まだTVverでも聞き慣れてないくらいだった状態で、フルで聴いたのは初めてだったので新鮮でした。

基本的には各フレンズ(ピュアパレット、ハニーキャット)での絡みが中心ながらも、落ちサビ部分での電車ごっこ的な感じで一列になるところが好きでした。

 

ここからはプレゼントコーナーを挟みながらユニットコーナーでした。

 

ここではなんと言っても「プライド」でしょう。前EDにして初披露。しかもfull ver。

この曲自体も大好きだし、ラブミーティアは特にイチオシフレンズだし、わたし自身タドコラー*1だったりもするので声を出したい衝動を我慢するのに必死でした。宇宙怪獣であるわたしとしては、危なく川崎の街を焦土にしてしまうところでした。

まず、衣装を見てみてください。

あああ…最強すぎる…。

パフォーマンスの方も、動きもキレっキレだし、CD音源か?ってレベルで音もほとんど外さないし、あああ♡♡♡ってなってしまいました。川崎の街を焦土にするのを我慢する代わりに語彙力が焦土と化したわけですね。

「近づいても離れてく」のあたりの手を握って近づいてから離れる動作はストーリーのラブミーティアの展開も含めて最強と言わざるを得ないでしょう。

途中、田所あずささんの歌唱パートで機材トラブルなのか音飛びが発生してしまいました。が、それに動じず対応する田所さん、それを見てフォローする大橋さんの姿はまさにベストフレンズのそれでした。本編ではピュアパレットに負けてしまいましたがやっぱりラブミーティアは最強のフレンズですよ…。そしてそれと同時にこのお二人がソロ活動や他アイドルコンテンツで鍛えられた匠の技を感じました。そうかアイカツ!1年目の時はほぼ新人だった彼女たちも今やアイカツ!6周年だもんな…。

 

「絆〜シンクロハーモニー~」「個×個」は以前も披露したことがあった楽曲でしたが、さらにパワーアップしたパフォーマンスでした。リフレクトムーンは本編は双子なので身長差はないですが、3次元では結構身長差があるのは萌えポイントじゃないですか?あと黒タイツ×白タイツもいい。変態的で申し訳ないけど。ハニキャはほんとに歌の安定感がすごいですね。二ノ宮ゆいちゃん新人離れしてるでしょ。

 

次にみおちゃんの新曲「セカイは廻る」とあいねちゃんの新曲「窓-ココロ-ひらこう」

みおちゃんの方は2日前の放送で本編初披露されたばかり。トレンド感の強いみおちゃんのキャラを反映させたような、現在流行りの90年代風な曲です。本編の生き写しのようなパフォーマンスでしたね。

あいねちゃんの方は、わたし自身YouTubeの試聴動画でも特に気に入った曲。ステージパフォーマンスでは松永あかねちゃんの成長を感じました。出だしは緊張が感じられましたが、ノってくると堂々と歌いきっていました。リアルあいねちゃんですね。

 

そして最後の曲は全員でのアイカツフレンズ!」。美山先生の振り付け講座のあとにパフォーマンスが行われました。

本日初お披露目の春風わかば役逢来りんちゃんの初パフォーマンスでしたね。小さくてちょこんとしてて可愛らしかったです。

ほんとにこの曲、キッズとのふれあいコーナーの時の演者の顔が素敵なんですよね。本当に子どもへの愛を感じるというか、子供向けコンテンツをやりきってる感というか。今日もギリギリまで触れ合ってキメに遅刻しかけた皆さん。輝いてました。

 

本編終了後、重大発表ということでパシフィコ横浜でのBEST FRIENDS!単独ライブが発表されました。これにはここまで声を出すのを我慢していた紳士淑女も大盛り上がり。宇宙怪獣も宇宙へ飛び立っていきそうになりました。いや軽く浮いていたかも。

 

そんなこんなでパシフィコ横浜に立つ彼女達の姿を想像しながら第1部は終了しました。

第1部直後の宇宙怪獣の感想はこちら

 

 

第2部

第2部は場所を変え、2階のステージ向かいに陣取りました。第1部では近くで演者を見られたので、次は顔が良く見えなくても正面からパフォーマンス全体を見たいという算段です。

 

セトリはほぼ第1部と同じだったのですが、さすがに初手プライドはズルいです。将棋で言えば最初から飛車角が手持ちにあってそれでいきなり王手するようなものです。今回は機材トラブルもなくパーフェクトなラブミーティアでした。

 

第2部には美山加恋さんがいなかった関係か、「個×個」は「おけまる」に変更していました。この曲、ほんとにライブ映えするんだよなあ。早くコールアンドレスポンスをしたい。

先程も申し上げましたが、二ノ宮ゆいちゃん、ほんとに新人離れしてるんですよね。踊りながらあの難しい曲をよく歌いきるな、と。ブログで「完璧ではなかった」と言ってたけど、いやいやそんな気づかなかったよ。素晴らしいパフォーマンスでした。紳士淑女である宇宙怪獣もテンアゲしてしまいました。

 

あと自己紹介コーナーで桑原さんが自己紹介を飛ばされたとき。あたふたしてるのも可愛かったしもうフレンズ!のネタキャラ枠が確定してしまった瞬間でした。まあ演じるキャラもネタ枠色は強いですし(ファンの方ごめんなさい)。

 

ラストの「アイカツフレンズ!」もポジションが変化していて、第1部ではピュアパレットの真ん中に逢来りんちゃんがいたのが、第2部ハニキャの美山さんのポジションに入る形になっていました。

上から見るとこういうポジションとかも目に入りやすくていいですね。

キメに戻れるかレースでも、ほとんどのメンバーが今回は大丈夫そうだったんですが、さくや役の陶山さんだけ駆け込みセーフでした。陶山さんのそういう子供たちに優しそうなところ、推せます。第1部でも退場時に手を降り続けてましたし。

 

全部見終わったあとの宇宙怪獣はこんな感じになっていました。

 

 

総括

確実に去年のラゾーナ川崎ラクーアよりもチームとしてのパフォーマンス、個人のパフォーマンスともに上昇していました。

曲も増えてキャラも増えて賑やかになってきたこともあると思います。しかし5thフェスで大先輩方と共演した経験や各地でイベントをした経験は確実に活きているはずです。

これからランティス祭りで再び大きなステージに立ち、パシフィコ横浜のワンマンライブに向けてエンジンをぶっぱなしていくことでしょう。

 

宇宙怪獣はスケジュールの都合でパシフィコ行けるか微妙なのですが、行ける場合はマッハ5で飛んでいってコールアンドレスポンスしたいと思います。

というかめちゃくちゃ行きたいので何とかなってくれスケジュール。

*1:神城カレン役の田所あずささんのファン

アイカツ!再放送はいいぞ

 

 

関東圏にお住まいの方に質問です。

突然ですが、皆さんは木曜日19:00頃、何をしていますか?

 

お仕事、学校、バイト等色々あると思います。

 

暇と答えたあなた、TOKYO MXを見ましょう。

 

暇じゃないと答えたあなた。わたしも毎週暇という訳ではありません。それと関東圏以外にお住まいのあなた。dアニメストアあにてれなどの定額制動画見放題サービスに入りましょう。

 

何があるって?

そう。2019年4月11日 19:00から、TOKYO MXで『アイカツ!』再放送が始まります。*1

 

このアニメは危険なアニメで、たくさんの女児 (多義) の人生を変えてきました。

 

それに際して簡単な紹介をわたしからさせて頂きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

アイカツとは

 

2012年10月〜2016年3月に放送された女児向けTVアニメです。アーケードゲームである『データカードダス アイカツ!』の販促アニメでもあります。

 

ストーリーとしては、『トップアイドルを目指す少女たちのスポ根サクセスストーリー』です。(公式サイトより)

 

主人公の星宮いちごちゃんを中心に、たくさんのアイドルたちの頑張り、信条、憧れが濃厚に詰まった作品です。

 

 

この世界のアイドルたちは「セルフプロデュース」を身の上としていて、自らをどう魅せたらファンが喜んでくれるか、それを常に考えています。

 

そしてファッションデザイナーとの関わりの中で「アイカツ!カード」を得て、そこにデータとして入ったドレスを纏って、オーディションなどのステージに挑みます。

 

そしてほとんどの話でCGステージがあります。1話の時点ではデータカードダスと同等の質でしたが、しばらく見てるうちに美麗になります。そんなところも注意しながら見ると面白いでしょう。

 

 

そんな少女たちの努力と関係性を描いたストーリー、成長するCGステージと良質な楽曲群が魅力だといえます。

 

 

こんな人におすすめ

 

①アイドルアニメ好きな人

 

無条件で見ましょう。

 

②スポ根アニメが好きな人

 

アイカツ!はきらびやかなアイドルものでもありますが、その一方スポ根ものでもあります。

 

アイドルたちは素晴らしいパフォーマンスをするために、日々努力しています。

 

そのステージはバーチャルできらびやかなのに対して、その努力の方向性は泥臭いです。時代錯誤じゃないかってレベルに。

 

基本はジョギング。さらにコンダラ、タイヤ引きなど。

どこの巨人の星かと。

 

これはスポーツなどと方向性は同じです。みんな蹴落とすことなく自分の努力で上を目指しているのです。

 

という訳でスポーツもの、部活ものが好きな人、アイカツはいいぞ。

 

 

③シュールな女児アニメ好きな人

 

前項でも紹介したように、努力の方向性がシュールです。本人達は真面目なだけにそこのギャップが不思議な感覚を生み出します。

 

さらに、アイドルたちが崖を登ったり斧を振り回したりします。

 

女児アニメの中ではシュール度は低めだとは思いますが、こんな人にもおすすめです。

 

 

④百合アニメ好きな人

 

今作では、出てくるアイドルは全て女性です。

 

その中で彼女たちは仲良くしたり、共に高めあったりするのです。アツい友情ですね。

 

この友情、捉え方によっては百合です。特に星宮いちごちゃんと親友の霧矢あおいちゃんの関係。尊いです。

 

もちろん女児アニメなためガッツリした百合描写がある訳では無いので、百合が苦手な人でも一切問題ありません。

 

 

⑤楽曲派の人

 

わたしもここから入りました。

 

1,2年目の劇伴や多くの楽曲はクリエイターグループであるMONACAが手がけています。

 

THE IDOLM@STERシリーズ、Wake Up, Girls!シリーズなど数多くのアニメ・ゲームでおなじみなMONACAの楽曲。本当に良質な楽曲ばかりです。

 

特に代表的なのは初代EDテーマの『カレンダーガール』。平成アニソン大賞で特別賞を受賞したこの曲は、ファンキーなスラップベースがグルーヴを引っ張るポップチューンで、明るいけどどこか切ない曲調と思春期少女の気持ちが詠まれた歌詞が胸を打ちます。

 

また、MONACA以外が手がけた楽曲も素晴らしいです。初代OPテーマSignalize!もそのひとつ。

初代OPといえば作品を代表する曲になりがちですが、コード感のないメロディのEDMという独特な曲調を発揮してきます。そして歌詞も難解。

しかし何回も聴いていると癖になってしまう。そんな素晴らしい曲です。

 

そしてほぼ毎話CGステージがあるため、挿入歌も莫大な数あります。どれも良質な楽曲群なので、是非本編を視聴して、キャラクターのパフォーマンスと共に聴いてみて下さい。

 

 

おわりに

 

もしかしたら「長いから」「今更子供向けなんて」といって渋っている人もいるかもしれません。

 

しかし大人でも楽しめるアツいストーリーと素晴らしい曲が待っていますし、長さについても最初の1クールを見たら続きが自然と気になってしまうでしょう。

 

という訳で、関東圏の人はTOKYO MXで、それ以外の人は同タイミングで動画を再生し、「#aikatsu」をつけて実況ツイートをしていきましょう。

 

 

全人類、アイカツはいいぞ。

*1: